「頑張っているのに結果がでない…」——多くの場合、原因はやり方にあります。本記事では、筋トレ初心者が陥りやすい失敗を5つに絞り、その場で直せる対策と具体例をセットで解説。ジム派・自宅派どちらでも使える内容です。
読みやすさのため、まずは全体像から。気になる章へどうぞ。
- 失敗①:フォームが崩れている
- 失敗②:重量ばかり追って限界までやりがち
- 失敗③:計画がない(記録しない・同じ部位ばかり)
- 失敗④:食事設計ミス(タンパク質・カロリー不足/過多)
- 失敗⑤:休息と睡眠を軽視(超回復を無視)
- 今日から使える“記録テンプレ”と1週間例
- よくある質問
- まとめ
失敗①:フォームが崩れている
よくある症状:回数はこなせるのに狙った部位が効かない/腰や肩が痛い/動画の動きと違う。
- なぜ起きる? 重量・回数を追ううちに代償動作が増える。
- 対策(即効)
- 可動域を7割まで落とす。
- テンポ:下ろし3秒→止1秒→上げ1〜2秒。
- フォーム3点チェック:背骨の中立・肩甲骨の位置・足/手の安定。
目安:正しいフォームで10〜12回できる重量が“今の適正”。
失敗②:重量ばかり追って限界までやりがち
よくある症状:毎回潰れるまでやる/怪我が増える/伸びが止まる。
- なぜ起きる? 初心者期は技術習得と総ボリュームの方が重要。
- 対策
- RIR1〜2で止める。
- 大筋群 10〜16セット/週、小筋群 8〜12セット/週。
- 5%ルールで重量を漸進。
失敗③:計画がない(記録しない・同じ部位ばかり)
よくある症状:今日は上半身だけ、明日は腕だけ…などバラバラ。
- なぜ起きる? 部位の偏りと回復不足が発生。
- 対策
- 全身×週3 or 上/下×週4に固定。
- ビッグ3系+補助で構成。
- 記録を必ず残す。
初心者メニュー例(全身×週3)
A:スクワット/ベンチプレス/ラットプル/RDL/プランク
B:デッドリフト/オーバーヘッドプレス/ロウ/ブルガリアンスクワット/レッグレイズ
失敗④:食事設計ミス(タンパク質・カロリー不足/過多)
よくある症状:筋肉痛ばかりで体型が変わらない/体重だけ増える or 減りすぎる。
- なぜ起きる? 極端な食事制限や不足。
- 対策
- タンパク質:体重×1.6〜2.2g/日。
- カロリー:増量は+200〜300kcal、減量は−300〜500kcal。
- トレ後2時間以内にP20〜40g+炭水化物。
- コンビニ例:サラダチキン/ヨーグルト/ツナ缶/おにぎり。
失敗⑤:休息と睡眠を軽視(超回復を無視)
よくある症状:常にだるい/関節が痛い/トレが楽しめない。
- なぜ起きる? 「毎日やらないと不安」で回復不足。
- 対策
- 睡眠7〜9時間。
- 同じ部位は48〜72h空ける。
- 散歩・入浴・ストレッチ習慣。
今日から使える“記録テンプレ”と1週間例
【日付】2025/08/15 【体重/体調】○○kg / ★★★☆☆ 【部位】上半身 【メニュー】 1) ベンチプレス 40kg 10,10,9 (RIR1) 2) ラットプル 35kg 12,11,10 (RIR2) 3) サイドレイズ 6kg 15,12,12 (RIR1) 【メモ】次回ベンチ+2.5kg。
- 月:全身A
- 水:全身B
- 金:全身A
- 火/木/土/日:休息 or 有酸素
補食例:おにぎり+サラダチキン(約450kcal/P30g)
よくある質問
Q1. 自重でも効果ある? → あります。基本種目を週3回。
Q2. プロテインは必須? → 食事で足りなければ補助に。
Q3. 体重が増えない/減らない… → カロリー平均を確認し±200kcal調整。
まとめ
- フォームを整える
- 重量より再現性
- 計画+記録
- 食事設計
- 休息と睡眠
最短ルートは「小さく始めて、正しく積み上げる」。今日から改善を!
CTA:この記事の記録テンプレを保存して次回トレで使ってください。